それは、危険な香りのする、情熱と解放のジュース。
その独創性は偏見を揺るがし、センセーショナルを巻き起こす。
唯一無二の存在感を誇る、「オレンジ自由国」。
どこにもない物語性や哲学的な意味合いを大切に香水をクリエーションする、フランスのフレグランスメゾン「エタリーブルドオランジェ」をご紹介いたします。
今回は、Etat Libre d’Orange(エタリーブルドオランジェ)から、憂いと力強さが共存する香水「Exit the King(エグジットザキング)」をご紹介いたします。
独創的な香調と先進的なコンセプトが特徴的な仏フレグランスメゾン「Etat Libre d’Orange(エタリーブルドオランジェ)」とは
自由を愛し、自由に愛される、ある種別次元の知性を感じさせる全く新しい香水「オレンジ自由国」
Etat Libre d’Orange(エタリーブルドオランジェ)は、フランスのパリを拠点とするパフュームブランド。1990年代に設立され、自然素材を使った香りづくりで知られています。高品質な原料を使い、職人の手作業によって丁寧に製造されているのが特徴です。
中でも、エタリーブルドオランジェの面白さは、一つ一つの香りのコンセプト。
タイトルを読んだだけでもそのストーリーを知りたくなる、危険でミステリアスな香りがたくさん発表されています。
例えば・・・
「SHE WAS AN ANOMALY(風変わりだった彼女)」
(鼻にツンとくるようなフローラルノートにやはりどこか、人工的な香調を感じ取ってしまうような気も・・・。)
他にも、
「THE GHOST IN THE SHELL(攻殻機動隊)」
ご紹介したように、他のブランドにはない独創的なコンセプトの香水がたくさん発表されているので、
ぜひ惹かれるストーリーや香りを探してみてくださいね。
Etat Libre d’Orangeはこちらから
画像出典:NOSESHOP 公式サイト
・AIが調香した香りや、日本の漫画とのコラボレーションコンセプトなど、独創的な香調と先進的なコンセプトが特徴的なフレグランスブランド。
今回は、エタリーブルドオランジェの中でも特に好きな1本をご紹介できればと思います。
石鹸のような清潔感と、クラシカルなシプレーノートが溶け合う名香。
エントロピーの夢を見る香水、瀕死の王「Exit the King(エグジットザキング)」
Etat Libre d’Orange(エタリーブルドオランジェ) Exit the King(エグジットザキング)
LET IT ALL FALL. 「全て落ちろ。何もかも全てを投げ出し、死にゆくという自由。」
ドラマや演劇になった劇作家ウジェーヌ・イヨネスコの作品にインスピレーションを得て生まれた香水です。終演時に死ぬと宣告された王を取り巻くストーリーなのだそうですが、彼が自分自身をこの世から解放することができるか、という死やエントロピーがテーマになっている戯曲。
クラシカルなソープのような清潔感に、ジャスミンを始めとするホワイトフローラルが重なり合う。メンズのシェービングクリームのようなムスキーな石鹸の香りから始まり、白さを感じるフローラルが混じり合い、タイトルからは想像もできないようなクラシカルなシプレーノートに落ち着きます。
参考価格:22,000円税込
※2024年5月8日時点の情報です。
最後に
画像出典:公式サイト
今回は、Etat Libre d’Orange(エタリーブルドオランジェ)のブランドストーリーとおすすめ香水についてご紹介しました。
先進的なコンセプトや香りのストーリーに惹かれる方や、人と被らない香水を探している方にはぴったりのブランドなので、ぜひこの機会にご覧いただけたら嬉しく思います。