自分自身と向き合う「ノンフィクション」な時間のための香り。韓国発NONFICTIONのサンタルクリームをご紹介いたします

日本に上陸してからも、注目を集め続けている韓国発ライフスタイルブランド「NONFICTION(ノンフィクション)」。
「自分自身の最も素の姿と向き合う時間のためのビューティアイテム」というコンセプトが多くの人の共感を呼び、近年アジアを中心に多くの人に愛されているブランドです。

香水はもちろん、ボディローションやハンドクリームなどライフスタイルに根付いたアイテムを多く展開しており、バランスの取れた名香が数多く発表されています。

ブランドや香りのコンセプトに共感するものが多い中でも、実は、この香りはちょっと苦手だな…と感じたウッディ香水があります。
ウッディ香水好きが苦手だと感じた香りについて今回はご紹介いたします。

NONFICTION(ノンフィクション)

それは、NONFICTION(ノンフィクション)の、ウッディ香水「SANTAL CREAM(サンタルクリーム)」。

近年、アジアを中心に人気沸騰中の韓国発ライフスタイルブランド「NONFICTION(ノンフィクション)」とは

2019年に生まれコロナ渦で大ヒット。自分自身と向き合う「ノンフィクション」な時間のための香り。

NONFICTION(ノンフィクション)

NONFICTION(ノンフィクション)は、自分の最も素の時間と向き合う時間のために誕生したライフスタイルビューティーブランド。
厳選した原料と、繊細な調香をベースとした香りが、1日の中に神聖な時間を作り出してくれます。

NONFICTION(ノンフィクション)

私たちはあふれるイメージと他人の声、ソーシャルメディアによる基準と評価に左右される時代を生きています。真実と嘘、現実と空想の境界が曖昧になればなるほど、素の自分の顔と言葉は内面の隙間の中に深く潜んでいきます。
私たちに本当に必要なのは、もしかしたら、奥深い悟りではないのかもしれません。忙しく流れる時間の中で、自分だけのための素朴なリチュアルを作ること。どんな声にも振り回されず、自分自身の内面に向き合い対話する経験。ノンフィクションの物語は、まさにそのような瞬間から始まります。

まさに今の時代らしい、といえばそれまでなのですが、
コロナ渦以降のニーズに非常にマッチしていることや、統一された香りのコンセプトが人気の秘密と言えるかもしれません。
次章では、ノンフィクションの香りの特徴やサンタルクリームが苦手な理由について、ご紹介できればと思います。

「NONFICTION(ノンフィクション)」の香りの特徴

処方へのこだわりと、世界的な調香師が手がける完成度の高い香り。

NONFICTION(ノンフィクション)

ノンフィクションは、ビュリーやイソップの調香師も携わる香りのディレクションにより、
長く愛される名香が数多く登場しています。

ボディーソープやハンドクリームなど肌に直接つけるライフスタイルビューティーアイテムも展開しているからこそ、
成分にもこだわりがあり、敏感肌でも使える植物性原料を使っているのも特徴的。
毎日肌に使うものなので、安心して使えるのが嬉しいですよね、

「サンタルクリーム」が苦手な理由

NONFICTION(ノンフィクション)

「SANTAL CREAM(サンタルクリーム)」は、ノンフィクションの中でもトップ3にランクインする大変人気のある香りです。

最も好きな香料であるサンダルウッドを名前に冠した、それもクリームのような・・・ときて、
期待感もマックスだったわけですが、初めて嗅いだ時に鼻に残った癖のようなものが気になって仕方がなかったのです。
一言で言うと、どこか「きゅうり」っぽさがある香り…。

何が、このサンタルクリームの瓜のような水っぽさを生み出しているのだろうと香料を見たところ、
ベチバー、サンダルウッド、フレッシュカルダモン、フィグ、ジンジャー、ベルガモット。
ベチバーはイネ科植物の根から採取される精油で、古いバーカウンターのような、お酒のような香ばしさのあるような香りです。
そこにジンジャーやカルダモンでスパイシーなアクセントを入れているイメージですね。

この癖についていて考えていて、ふと、脳裏をよぎったもう一つの香水。
ISSEY MIYAKEのロードゥイッセイシリーズから出ているベチバーに感じた感覚を思い出したのです。
NONFICTION(ノンフィクション)

ロードゥイッセイのみずみずしさをベースに、ベチバーでよりウッディ感を強めた1本なのですが、
この香りの中にある癖と似ている…
もしかすると、ベチバーとジンジャーの組み合わせが自分の嗅覚には合わないかもしれないと気づいた作品でした。

サンタルクリームの、ベチバー、ジンジャー、そしてカルダモンの組み合わせに同じような癖を感じ取っているようです。
もしくはフィグ(いちじく)に、瓜のような水っぽさを感じているのかも…
どちらかというと癖のない、綺麗なウッディノート(フエギアのラホベンノーチェのような)がお好きな方なら、同じように感じる方もいるかもしれませんね。

NONFICTION(ノンフィクション)
画像出典:NONFICTION 公式サイト

価格帯
8,140円〜
ポイント
・2019年に韓国で誕生し、コロナ渦以降アジアを中心に人気沸騰中のライフスタイルビューティーブランド
・世界的な調香師をディレクションに招いた香りの完成度と、デイリーケアに嬉しい原料へのこだわり、共感を呼ぶコンセプトが人気の秘密。

「NONFICTION(ノンフィクション)」の人気トップ3にランクインする、ウッディ香水の代表格

滑らかなサンダルウッドの静けさに、カルダモンとジンジャーのスパイスを。
肌の上で優しく溶け合う「SANTAL CREAM(サンタルクリーム)」

NONFICTION(ノンフィクション)

NONFICTION(ノンフィクション) SANTAL CREAM(サンタルクリーム)

上述のように、サンダルウッド、ベチバーのウッディノートをベースに、カルダモンやジンジャーのスパイス、フィグのみずみずしさを感じる香り。
光が作品のテーマの始まりとなるノンフィクションですが、サンタルクリームは「光のぬくもりに満ちた午後、恋人の懐で交わす愛らしい会話」がインスピレーションの元となっているよう。


参考価格:8,140〜17,600円税込
※2024年4月6日時点の情報です。

最後に


画像出典:NONFICTION 公式サイト

今回は、NONFICTION(ノンフィクション)のブランドストーリーとSANTAL CREAM(サンタルクリーム)についてご紹介しました。
日本でもセレクトショップや百貨店でお気軽に試していただけるブランドなので、ぜひ香水選びの参考にしていただけたら嬉しく思います。

NONFICTION(ノンフィクション)